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俺だよ俺俺。D窟だよ。大体において大人の女性向けな話題ばっかりです。テニプリ青学・立海・四天宝寺。何かの感想はネタバレするかもしれません
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週末情報
新刊脱稿しました!!
お品書きです。 【新刊】 ・MM号に出会ったら(光謙) B5/52P/表紙FC R18 ・Cherish(NMMN)※Dアームストロングさん委託※ B5/20P/表紙FC R18 ※お値段は当日ご確認下さい。 【既刊】 ・Dal segno(82) R18 A5/92P¥800 ゲスト:サメさん(小説)&のちやんさん(漫画) ・The way we where(蔵謙) R18 A5/44P¥500 ・普通じゃないハッピーバースデー3.17(光謙) 全年齢対象 A5/28P¥400 委託の本はNMMNですので、内容等は当日お問い合わせ下さい。 お買い求めの際に確認することもあります(この対象を好きかどうか等)ので よろしくお願いします。 メールでのお問い合わせも歓迎しております。 ではでは週末!! よろしくお願いいたしま~す!!!! 新刊のサンプルはこちら!! MM号に出会ったら cherish こんな感じです。2冊ともR18なのでよろしくお願いします~^^ PR
立海九相図のこと
昨今の同人サイト減少の原因がPixivの定着にあるなら、減ってしまった同人サイトから、“ブログ”がコンテンツから消え、あるいはあっても更新が何ヶ月かに一度、ひどくすると最終更新が去年、通販やらお見合いの広告が出っぱなし…
というのの原因はTwitterにある、というのは誰が言ったか言わぬかは関係なく、空気で感じるところであります。 しかし考えをまとめて吟味して発表するには、やはりブログかな…と最近思います。 Twitterは手軽ですが、せっかくの面白い語りも時間帯や他のフォロワーさんの呟きとの間に挟まったりでなかなか集中して読めないのが難。 決して一方向にならないタイムラインは面白いですが、たまーに不都合もあります。 フォロワーの数だけ、自分の呟きを見てくれている、というので聞かせたい欲知らせたい欲言いたい欲はある程度満たされますが、その反面、なんのリアクションもないと、『もしかしてミュートされている…?』(※ミュート=クライアントソフトで特定の言語を含む呟きやユーザーまるごと非表示にする操作)というほの暗い気持ちを味わうことにもなります。 表面上は付き合ってくれていても、内面ではどう思われているのかわからないのは、何もTwitterに特化したことではありませんが、こういう煩わしさは、興味ある人しか読まないぶん、ブログには無い。と言い切っていいと思います。 誰かが立ち止まって読んでくれるというだけでも感謝の気持ちがわいてくるのですが、さらに意見を交換したり出来るのも、ブログの方が長けている気がします。 ブログを書く時、どんな形態にせよ、何かを伝えたいというのが前提にあるわけです。お知らせだったり、どこかへ行った記録だったり、感想だったり、たまーに愚痴だったり。そこには吟味して言葉を生み出さねばならず、出てきた言葉を次は意見として編んでいく過程があります。 そんなたいそうなことを皆やってるのか? やってません。 今書いたのは、現状でブログを続けて書いている人に限ります。 ここで疑問を持った方はきっと、一時期流行した"つなビィ"のようなものを想像したことでしょう。 あれの次世代がようはTwitterなのですよ。 つなビィやってた方は今バリバリTwitterだと思います。 当然といえば当然なんですが、減っていく今だからこそか、更新がまめなブログは、同人に限らず、文章がお上手で、それだけで立派な読み物になっているんですよね。 なぜって、読者の存在をきちんと認めているから。 誰かに宛てて書くということは、驚くほど文章をうまくさせるんですよね。言葉は最低限でいいんですよ。知識も情報もそんなにはいらない。 ただ、正しさは求められている。 正しい言葉、正しい知識、情報。 それを伝えることは最大の礼儀ですよ。 そこが肝ですよね。 Twitterに字数制限があるのは、そもそも"呟き"であって、前提に交流が無いんですもんね。交流はやれば出来るけれども、上位ではない。だからTwitterを交流の場と思っている人にはもしかしたら色々な部分で齟齬を感じるかもしれません。(私もそうです) 前置きが長くなりました。 そうなんです、立海九相図(くそうず)について書こうとしていたんです。 参加させていただいた企画についてですので、もしかすると関心のない方もいらっしゃると思います。 死体の話なんか苦手って方もいるでしょう。そんな方々には、この先無理に読むことはおすすめしません。 興味がある方だけ読んでくだされば、と思います。 この企画に参加したのは、Twitterで相互フォローになって間もない方(ぽるかさん)が、自分のフォロワーさんがこういう企画を立ち上げて、参加者を募集している、というのをリツィートしていらっしゃったのを見たのがきっかけでした。 もちろん、九相図なんて言葉は、当時は知りませんでした。検索してみたら、日本画家の松井冬子が出てきて、この人はとても有名なので私も知ってました、で、絵がいろいろ出てきて、ほほお、なんとなくどこかで見覚えがあるなと思いました。 そしてこういうものと、いつもおなじみの立海の子達が結びつくことに強い興味を持つまでは、そんなに時間はかかりませんでした。 結構すぐ、参加表明した気がします。 よく見ると、主催のおんねこさんという方の漫画を、私はつい最近Pixivで見かけて、テニスの王子様の二次創作で初めて見る切り口に度肝を抜かれたばかりだったのです。 その作品の個性は、ただ面白いだけではなく、最近はめっきり感じる事がなくなっていた、描いた人本人への興味にも発展していまして、そういう方が新しく企画をやる、そして人を有志で募集というなら、これは乗るでしょう、と。なったわけです。 それと、個人的にモチベーションを上げたのは、ちょうど同人活動に非常にネガティブになっていた時期で、こういうパンクな方向を欲していたんですよね。 何ともみっともない話ですけれども。ダウナーな気持ちを何とか作品で解消したかったんです。 題材に82を選んだのも、その現れですね明らかに。 1番好きなものを、おそらくこの世で1番醜い姿に描くというのは、たぶんこんな時じゃないと描けないと思いました。 ピンチを転機に変える、というのとはちょっと違うかもしれませんが、誰も描かない82の二次創作を描いたる、と決意して描きました。 何かの時におんねこさんがおっしゃってたのが印象的だったんですが、“漫画を描くのは世の中に恨みを込めるように描いている”だったか、詳しい言い回しは正確ではないかもしれませんが、漫画を描くモチベーションに“恨み”を持ってくる感覚が、すごく腑に落ちたんですよね。 決してきれいではない感情を肥やしに、ものを描く(書く)というのは、もう、原理ですよね。 創造することの。 同人でそんな大げさなって笑われそうですが、 笑いたい人は笑ったらいいですよ。 だけどこれを笑えない人もいるんですよ。本当に。 九相図は、人が死んでから骨になるまでの9段階を描きます。 立海九相図では、その9段階を任意で選んで描くことになっていたので、私は1番グロそうな蓬爛相を選びました。この相は蛆虫がわいて、腐肉を食い荒らしている相です。あとから候補がいなかったというので、その前段階の血塗相も描くことになりました。 グーグルで画像検索しても、さすがに腐った死体が蛆に食われている画像は出てきません。が、小動物なら、実験という名目で撮影された動画を動画サイトで観ることができました。 早回しで、距離は遠めの定点カメラで撮影されるその様子を繰り返し観て感じたのは、蛆というのは大発生しますが、その動きはあの単純な構造でもわかる通り、本能に従っているので、腐肉を食べるのは成虫になるため、分解して土に還すためという非常に合理的で自然の摂理にかなった、事務的な運動なのですよね。 なんて、ちょっと達観したようなことを書いてしまいましたが、もともと虫が平気なもので、蛆に対する理解は早かったです。 次の問題はその蛆を実際人間の死体にどう這わせるのか、ですが、これは少し悩みました。死体の写真を見つけて参考にするのは簡単ですが、それだけではやはり自分の気が済まない。 ここでリアルを追求すると、趣旨が変わってくると思ったんですよね。 写真を意識して死体をドンっと描いたとしてもそれではおばけ屋敷のおばけと変わらないなと。 驚かせて終わりって。 反対に美しい死体、というのも違う。 九相図の由来は、仏教の修行なんですよ。 美女の死体が腐敗して骨になるまでを見届けて、美には限りがあることや、自分自身の死を想う、といった。 ならば死体はやはり生前とかけ離して描くべきだし、描く自分にも、読んだ人にも、"死"を想えるような内容にすべきだと思いました。 どういう経緯で、主催のおんねこさんがこれをやろうと思ったのかは、詳しくお聞きしていないんですが、私が考えるに、これは"究極のキャラ萌え"なんですよ。 いきなりぶっとんだな、と思われそうですが、考えてみてください。 好きなキャラクターを一人思い浮かべて下さい。 そのキャラクターへの思いが深いほど、その生涯まるごと考えてしまいませんか?生まれたばかりの赤ちゃんから幼児、小学生から現状の中学生。高校はどこへ行くのか、その先の進路はどうするのか。BL派ならカップリングで妄想していくでしょう。夢派なら、NL派なら、結婚して家庭を持って、みたいな。 そういう王道から、さらにいろんな派生を想像するでしょう。"老い"そして"死"も当然考えるでしょう? "死"に限っては、古くから同人誌で数多く扱われてますよね。もしもあの人が死んだら?という"If"物です。なぜか死因は自殺が多い気がしますけど。 しかも若くして死ぬ。 そしてこの場合は、焦点が"死んだ"という現象へのリアクションが主流です。死んだあとのその人の肉体は無視され、魂のほうが幽霊になったりして、幅を利かせていますよね。 日本は火葬しますから、死体に目が向かないのはお国柄のせいなのかもしれません。 しかし、死体を目の前に置いて、過程を見つめ続けるのも、間違いなく日本で行われていたことなのです。 その修行が今もなお様々な形で受け継がれて、芸術家が作品として表現しているのはどうしてかというと、死体には、死ななければわからないであろう答えの"問い"があるからだと、私は思います。 その問いを、今回の立海九相図で考えると、そのキャラクターがその人であり続けるための要素が究極までなくなった時も、あなたは萌えを見つけられるのか?ということなんじゃないかな、と思うのです。 つまりは、死ななくてもいいんじゃないか?ってことになりそうですが、そのキャラクターの個性を持ったまま姿形を変えるのなら、女体化もある。動物も。無機物だってある。 けれどそれらではもう既に物足りないんですよ。 簡単に言うと、試練が足りないんです。 やる方も、読む方も、緊張する感じが。 私はこのキャラクターが好きだ!という表明を、この気持ちは誰にも負けないという表明を、1番ハードに描いてみようというのが、私が立海九相図に見たコンセプトでした。 試練が足りない、というのは、緊張感が足りない、という言い方も出来ると思います。 何度も同じ話を持ち出して恐縮ですが、同人アンソロジーというものに軽い拒絶を感じていた私は、この立海九相図に関わってみて、アンソロジーを作ることの楽しさを思い出せました。 一般的に考えると、非常識といえる題材、NG、タブーとされる内容の同人誌です。これを世に出そうとするなら、どういう形でアプローチすべきか?というのを綿密に考えなければなりません。どういう人が興味を持ってくれるのか、はたまた、反感を買ったらどうするか、をあれこれ予想して、無事に発行までのルートを確保するのです。 こんな内容だけど、印刷所は刷ってくれるのか?とか。イベント会社は頒布するのをOKしてくれるのか?とか。 普通じゃないから、初だから、気を配ることは無限にあるようでした。 ねえ?普通同人誌出すのに、ここまで気を回すこと、ありませんよね?私だってアンソロは2冊出してますが、ここまではさすがに考えなかったですもん。 私は主催ではなく、いち執筆メンバーの末席でしたが、主催のみなさんの緊張は伝わってきていて、見ていると自然と協力する姿勢になっていましたね。 テニスのサークルだけど、ひとつのCPでは活動していない、ちゃらんぽらんな私ですが、フラフラしている利点で、あちこちから興味を持っていただいているという自負があるので、これを使って進んで窓口になろう、という。 で、またそうやっていると、主催の方も私の行動を見てくださっているので、すっごい感謝されるんですよ。 特に、おんねこさんは物凄く丁寧な方なので、忙しい中でもびっくりするくらいにすぐお礼のメッセージを下さいました。 なんか、そういうことをされると、こっちもテンションが上がるんですよね。だんだんこう、祝祭モードになっていくんですよね。(実際やるのは葬祭ですけども) そうして完成した立海九相図。当日はおんねこさんお手製の帯を巻かれて頒布されました。 薄墨に血痕の赤くきらめく特殊加工の表紙。一列に並んだ死んだ、執筆者全員が描いた立海レギュラー陣。その遺体を包むように巻かれた帯には、まさにブラックユーモアなコピーとコメント。 自分が参加した贔屓目といえばそれまでですが、ものすごく迫力ある装丁でした。隙も無駄もない、ブレない表紙。表紙だけでただならぬ感じはすでにかもし出してました。 内容はというと、ページを進むごとに九相図の段階を踏んでいけるという構成で、カラーページも要所要所で展開されています。 あまりネタバレするのはいけませんが、私が予想していた以上に良作が揃っておりました。 この本のすべてを理解するには、もしかしたらある程度のマニアックな知識が必要かもしれません。 でもそういう基礎知識を持たずに読んで、なんだか意味はわからないけど惹かれる、と思っていただけたらもう扉は開いているも同然ですので、どうかそのまま、意識のアンテナを閉じずにお過ごし下さい。あなたの欲しい知識が自然と引き寄せられてくると思います。 願わくば、この九相図でちょっとだけ、見聞を拡げていただけたら幸いです。 まだ語りは尽きませんが、ひとまずこの辺で終わります。この記事を読んで疑問を持たれたりしたら、お知らせ下さい。随時フォローしていこうと思います。 立海九相図は今月末東京で開催されます、SPARKにて再頒布されます。 好評につき数が予定より十分ではないとのことでしたので、気になる方はどうぞチェックしてみて下さい。 スペースは、 西3ホールf74a 「涅槃から解脱」様とのことです。 ではでは!また次回!
10/6第二回全国大会GS
サイトのイベント情報を更新しました!
Tuhanページ内のコンテンツです! 10/6全国大会のスペースは、6号館B イ29a です!! テニフェスのチケットが取れなくて、その悔しさのあまり申し込んでしまい ましたが、日にちが近付いてくるとワクワクしてきました! 新刊は、蔵謙と、真田受の本(コピー?)を予定してます!! 蔵謙の方は表紙が出来上がりましたので、見てやって下さい。 タイトルは有名な映画の原題なんですが、邦題を聞いたら誰もがああ~ってなる タイトルです。白石と言えばコレだな、みたいな。 映画ついでに、表紙の構図はウォン・カーウェイの、というよりは、ノラ・ジョーンズの 『マイ・ブルーベリーナイツ』を意識しやした。 あれは机に向かい合って伏せてという感じですが。 真田受の本がちょっと心配ですが、せっかくプチオンリー参加できるので、頑張りたいです!! セイヤー! | カレンダー
プロフィール
HN:
D窟
HP:
性別:
女性
職業:
侍
趣味:
同人誌を少々
自己紹介:
はずかしめまして。テニプリで絵や漫画描いたり同人誌作ったりてんやわんやです、青学・立海・四天宝寺で、がんばってます!えっちで不謹慎なことばっかりですが、よろしくお願いします。
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